People 社員インタビュー
わかばが目指す「よりそう」おもてなしを、
ITの力で実現したい。
2019年 入社
ICTソリューション室
金融、医療、イベントなどあらゆる業界のシステム担当を経て、日本の社会問題となっている介護業界を志し、わかばケアセンターへ。入社すぐに社内のITシステムを担う重要な存在に。大事にしていることは「柔軟・迅速・そして健康」。プライベートは趣味の神社巡りやライブ遠征を楽しんでいる。
10年後、なりたい自分になるために
未経験の領域へ踏み出した。
これまでずっとシステム畑で、システムエンジニアやシステムコンサルタントを経験し、前職では約3年間、金融系のシステムプロジェクトのプロジェクトリーダーを担当していました。転職を考えはじめたきっかけは、当時自身のキャリアを見直す中で「今後10年間、どうなっていたら自分のキャリアに納得できるか」という思いからでした。そう考えたときに、新しいことや、今まで経験したことのない業界にチャレンジしたいという思いが沸き上がってきたんです。そして、未経験である介護や医療業界を中心に企業探しをはじめ、その中で出会ったのがわかばケアセンターでした。事業所が多く企業としての規模が大きいことや、面接での会長と社長の熱い話を聞く中で、ここで働いてみたいという気持ちが高まり、入社を決めました。
「IT化が進んでいない」ことで有名な
介護業界で、自分の力を試したい。
介護業界を志した理由は、未経験ということだけではありません。今、日本が抱えている大きな社会問題でもあるからです。高齢化社会が進む日本では、この先ますます介護サービスの必要性が高まってきますが、労働環境や人手不足、それに伴うサービス低下など深刻な問題が生まれています。さらに、介護はあらゆる業界の中でも「IT化が進んでいない業界」として有名でした。他の業界で当たり前なデジタルの取り組みも、介護業界ではほとんどがまだアナログ。だからこそ、これまでの自分の知識や経験をつぎ込めば、業界自体を変えられるんじゃないかと思ったんです。そんな影響力のある仕事ができたら面白いと、ワクワクしました。
少しずつ出始めた成果に、
努力が報われたと実感できた。
わかばでは、数年前にタブレット端末の導入がはじまり、業界に先駆けてIT化に向け動き出していました。しかし当初、現場スタッフにはなかなか受け入れてもらえず、使いにくいという声も多くありました。その中で、高齢スタッフでも操作がしやすいようになるべくスマートにシステムを改良したり、電話だけの問い合わせ対応ではなく、他事業所まで教えに行ったり、地道にスタッフのITリテラシーを高めていくように努力しました。今では、みんなタブレットを使いこなしていますし、残業時間が大幅に削減されるなど、目に見えた成果が上がってきているので、努力が少しずつ報われてきたと実感しています。これからも現状に満足せずに、さらに時代の一歩先へ進んでゆきたいと思います。
「よりそう」おもてなしを、
ITの力で実現する未来を信じて。
今の目標は、介護業界のネガティブイメージを払拭して、「介護業界ってすごい」「この業界で働きたい」と世の中の多くの人に思ってもらうことです。自社だけでなく、介護業界全体を良くして、高齢化社会の問題に答えを出したい、というのがわかばの想い。壮大な目標ですが、この会社にいると、少しづつでもそんな未来に近づいていける実感を持つことができるんです。介護は、人の手がないと成り立たない仕事。それでも必ず、人が介在しないITが役に立てることはまだまだあるはずです。わかばが掲げる「よりそう」おもてなしを、縁の下の力持ちとして、今後も支えてゆきたいと思います。